2019年08月22日

お手玉

    遊びどうぐ

SANY3999.JPG お手玉、昔から受け継がれてきた女の子の遊び道具、最近では余り見かけなくなったが、その歴史は非常に古くギリシャ神話に遡るらしい。
 てっきり日本のものとばかり思っていたが、そうではなさそうであり、世界各国でお手玉なるものが存在するらしく、その形は違うものになるが、同じようなものが存在する。
 例えば日本のもののような形は中国、その他の国のものは円錐形であったり、三角錐であったり、円形の玉であったりと様々、日本に渡来したのはハッキリとしないが、鎌倉時代には既にあった事が分かっているらしく、それ以前であると言われている。
 古いものは革でできた袋に小石をつめて造られたもの、やがて色々な素材で作られるようになったが、形は其々の国で出来上がったようである。

 日本のものは、ヤッパリ中国よりの渡来と思われ、形もよく似たものが存在しており、遊び方は違っているようで、日本にSANY4003.JPG渡来してから変化したと考えられる。
 庶民に伝わったのは江戸時代になってから、遊び方も地方によって様々、数え歌と一緒になって遊ぶ、男の子はこの遊びはせず、ヤッパリ女の子の遊び。
 このお手玉、明治に入ってから急速に広がりを見せ、日本各地の女の子の遊びとして広がりを見せるが、昭和30年代を境に一気に人気がなくなる。
 核家族化により、祖母が孫たちに伝えてきた伝統の遊びも衰退し、現在は伝統行事の一道具としての存在に過ぎず、過去の遊び道具となってしまった。
 写真はこのような状況下の中、私の姉が我家の孫に作ってくれたお手玉、少しこった造りになっており、ちりめんの古布で昔の形に作られたお手玉。
 中には小豆が入れてあるが、昔は小石を入れていた時代もあり、子供の玩具1つで時代背景が見えてくるのも、面白い時の流でもあると思う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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