2017年06月21日

同じものだが

      日本の得意芸
SANY4692.JPG

 日本人は昔から色々な物を応用して、様々なものを作り出してきた民族、資源が乏しい国の現状から、何かを工夫する事によって作り上げてきた文化。

 工夫1つで新たなもの生み出してゆく考え方、先人たちの逞しい努力が、現在の日本を支えていると言って良いのだが、其処には弛まぬ発想力があった事。

 そんな考え方から生まれたのが写真の時計、精工舎の目覚まし時計、両方とも機械部品は全く同じもの、付けられているパーツが違うだけ。
 勿論、全部同じものではありえないが、共通する部品を使用している事だが、本体の機械は全く同じ、この目覚まし時計はドイツ物をモデルとしている。

 単なる目覚まし時計を、より高級感のある時計へと変身させているのが面白く、其れが同じ時計の部品で製造されていると気付く。
 しかし、出来上がった時計を比べてみれば、雰囲気も姿も違った時計と成っている事、現在の自動車製造にも、この様なSANY4694.JPG共通部品を使い、違った繰るのに仕上げている。
 その原点は、この様な小さな物からの、出発点ではないだろうか、日本人は発想力にたけ、応用力もあることから、新たな分野への移行も早いのだ。

 明治時代の時計分野においても、その様な応用を駆使して、新製品の開発をしていたのであろうが、2つの時計を並べて見ると、より分かりやすい。
 上に付くベルを下の部分に配置し、土台は木製の土台、其れによりドッシリとした高級感が出ている事、足の部分の処理も上手く作ってある。

 もともと機械は全く同じもの、ケースの違いで趣も変わり、あたかも別の時計化のように思ってしまう。
 ベルが上か下で、時計の姿がガラリと変わってしまうもの、新しく開発したかのような時計の出来、この様なものを作り出した先人たちに敬意を称したいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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