2019年10月02日

証拠は何処に

    立証して下さい
SANY5909.JPG
 前にも書いた盗難事件2010年8月15日夜半、瀬戸市の古民家久米邸から忽然と姿を消した時計達、姿を消してから表市場にも顔を出さず、全くの情報も出ず、八方ふさがりの状態が続き3年、持ち去られた古時計は何処に姿を消したのか。
 全国の古時計保存協会の会員さんに捜査協力を要請、情報提供を求めるも、さっぱりようとして姿は見せずしまいであった。
 自分のブログを通じて姿を消した時計の写真を公開、久米邸で展示していた時の写真も同時に公開、全国に捜査網を広げたが、しかし結果は不発、3年経っても情報は少なく、なかば諦めていたが、 突然14年6月25日、会員の岡崎の酒井さんが、盗難の時計を見つけてくれ、持ち主と気長に交渉して返還にこぎつけてくれたのだ。

 7月4日、先方が酒井さんの説得に応じ、買い込ん時計累を返還しに酒井さん宅に持参したもの、ビックリして直ぐに其れを酒井さん宅に引き取り行き、現物をもって、その足で盗難届けを出している瀬戸署に向う。SANY5914.JPG
 刑事課に出頭、返還された物を持参するが、すると刑事課の担当者から、持ってこられた物が「戸田さんの物と言う証拠はあるんですか」と言われる始末。
 慌てて今まで公開しているブログや私の本、そして1番良く分かる和時計と豊橋時計の写真を提示して、私のブログやホームページに記載してある時計と見比べてくれるように担当者に説明する。
 瀬戸署の鑑識員が提示した資料を現物と比較、和時計の台に付いている木目と汚れ、これは2つとない模様、独特な木目である事が私の時計の証拠と説明。
 普通は自分の持ものである証拠と言われると、中々それに匹敵する確実な証拠がないもの、特に私の場合は出版した本の写真、明治村での展示写真、そして久米邸での決定的な写真。

 是だけの証拠を提示できたのも、結局は数多くの証拠写真があったからの事、やっぱり写真は撮っておくべきで、この様な時に力を発揮するものと実感したものだ。 
 鑑識員は写真や現物と比較して、間違いなく久米邸の展示物と同一品と鑑定、私の所有物と確認されたが、係員から「是は奇跡的なこと、無傷で持ち主に帰るとは」と驚いていた、その上証拠物件もハッキリとしたものは珍しいとも言われた。
SANY5971.JPG 盗難品の殆どは、足が付かないように、元のものに手を入れて改造してしまうのが普通、捜査が入っても直ぐに分からないようにするのだと。
 其の為に状態は前よりも悪くなってしまうのだとも言われ、運が良かったと言うよりも、やっぱり奇跡的と言うほかないとの事だった。
 1番下の写真が久米邸の展示写真、この場所から忽然と姿を消したもので、この写真があった事で証拠提出は簡単に進んだのだ。
 こんな形で後々重大な働きをするとは、其の時は夢にも思ってもいなかったが、これも又幸運と言うべきものなのか、皆さんには自分の古時計を写真に撮り、後の証拠として保管されることをお勧めします。
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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