2018年08月16日

送り火

      大文字の送り火

SANY7535.JPG 8月16日、盂蘭盆の送り火、精霊が帰る日に送り火を焚いて送る風習、新盆旧盆変わりなく16日には送り火を家の前で焚く。
 お盆には精霊が我家に帰ってくると言われ、其の為に家の前で先祖の霊が帰ってくる迎え火を焚く、精霊はキュウリの馬に乗って我家を目指して帰ってくる。
 馬は足が速いから早く我家を目指すらしく、その目印ともなる松明に火をつけ迎え火を焚くのだと、夕暮れ近く何処の家でも迎え火を焚いたのだ。
 しかし現在は迎え火を焚く家庭は少なくなってしまい、昔の面影も無い状態、先祖供養はしないらしく、面倒だからとしない所も、これも時代かもしれない。
 送り火と言えば古都京都、大文字の送り火が有名、家庭での送り火と違って大掛かりなもの、この大文字の送り火、はじめられた頃は何時。
 色々な説があるようで、平安時代説、空海が死者の精霊を沈めるために始めたとの事、これが1番古い説であり、その次は室町説、足利義政が始めたとの説、そして江戸時代説、近衛信尹説であるが、1番信憑性のある説だと言われているもので、文献などからも証拠として上げられるものだ。

 SANY7542.JPG京都市内をぐるりと取り巻くように東から北へと順番に送り火が付けられるようで、夏の夜空を焦がす壮大な送り火、この送り火が昔から京都の風物詩となっているものだ。
 午後8時、東の如意ヶ嶽の大文字に火が付けられ、左回りに順に点火されて行く、そのスケールは壮大であり、夜空を明々と染めて燃える大文字の松明。
 市内からよく見えるようになっているが、現在はビルが邪魔をして簡単に見れないが、最高の位置は加茂川に掛かる橋の上、それも上賀茂辺りが1番と言う。
 此処で見れば、この壮大なドラマが手に取る様に見られるとの事、私も何回か見に行ったが、残念ながら全部を見た事が無いのだ。
 このドラマを見たくて、全国から観光客がやって来るが、それも各家庭での送り火が無くなった理由のひとつ1つかも知れないが、これからも長く続くことだろうと思うが、壮大な大文字の送り火を眺めながら、改めて先祖の供養をしてはどうだろうか。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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