2017年02月09日

和時計の資料

      色々ある中
SANY7812.JPG


 和時計の資料、古くから書かれたものもあるが、それぞれで参考になる物は少ないと思えるもので、「帯びに短し、襷に長し」と言った感じ。
 学者さんも多くの人が和時計の事を書かれて、それはそれで見ごたえのあるものの様に見えるが、実際の物を見て書かれた文章は少ない。
 あたり前の事だが学者さんは上から目線でものを書かれ、自分であたかも研究されているように言われるが、実際は現物を多く見ていないと思われる。
 見てもいないものを解説してある文章程つまらないものはなく、逆に本当なのかと疑う事もしばしば、それは現物と違ったことが書かれているからだ。
 たんに文献だけで理論を展開されることが多く、それがまともなものの様になっているが、文章と現物とがあSANY7821_1.JPGわないものが多く存在する。
 その点、上口愚朗氏の書かれたものは違う、何処が違うかと言えば現物主義、現物から得られた資料を基に書かれている文章だから。
 私も学者さんの文献を多く見たが、上口氏が言われる様に「実際のものを見て書いた文章とは違う」、現物を見ずして文献だけを参考に書いたものだと言われる。
 山口某氏、塚田某氏も上口氏が指摘している如く、矛盾点をあたかも事実としてとらまえていて、違和感を覚えてしまう。
 若い頃大名博物館には何回も見学しに行き、その都度説明も受けて、現物も見せて貰い、上口氏の持論は共感をえられるものと思った。
 現物から得られるもの、それは間違いの無いもの、その事実の積重ねから出るものは真実、数が多ければ多いほど真実味が増すもの。SANY7825_1.JPG
 その事実に基づいて学者さんと対峙した上口氏、学者さんは認めようとしなかったが、事実は事実、これを覆すには事実を突きつける以外にない。
 それを評して上口氏は「現物ほど事実を語ってくれるものは無い」と云われ、机の上のだけの理論は間違いを生むと、私も全く同感であり、現物ほど確かな証人はいない。
 写真は上口氏独自に研究されたもの、現物から導き出した結論、今までの学者理論とは違い現実味が、それが上口氏の持論だった。
 こういった資料をどう見るかは自分次第だが、現物ほど事実はない事を認識するのも知識の1つ、「百聞は一見にしかず」の諺どおりと思う。
 写真は和時計側面の毛彫りされた模様、図案化された初期のもの。
 それらも実際のものと比較して文章にされているこSANY8372.JPGと、現物が物語るとの持論のままである。
 それぞれにとらまえ方はあるが現物を如何に研究するか、多くの統計を取ることが重要であること。
 それは実践しかないと思う、自分の目で確かめて欲しいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話
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