2013年11月08日

古時計回想記28

      高倉健が大好き
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 古時計との出会いは様々、何処で何とぶつかるのか予測できないもの、その時は突然やってくるもので、驚くと同時に喜びも一入。

 今までの経験上期待していた時の方が収穫無し、全く期待していなかった時の方が収穫は大きかったもの、期待すればするほど逆の結果だった。

 出物腫れ物ところかまわずと言われるが、古時計とは正にこの言葉ピッタリ、何処で出くわすか見当が付かないものである。

 ある人の紹介で古時計を沢山持っている人を紹介してもらい、期待に胸膨らましてまっしぐらにその人の元に、今日は絶対に良い物を手に入れようとか、少しばかり高くとも今日は買いとか、何台でも良ければ思ったものを買うとか、あれこれ考え、期待して行くのだが。

 玄関を開けたとたんにガッカリ、ガラクタばかりで情報とは全くの別物、期待して何しに来たのだと愚痴ることしきり、こんな結果が多かった。

 SANY9316.JPG要するに期待しすぎは禁物と言う事、特に古時計は授かりものと言った感じ、求めたら確実に手に入るというものでもない事を改めて実感。

 話は別に東寺の市での事、何時ものように知り合いの店を見て回り、何も無くガッカリして再び蚤の市を見て回り、東口に近い場所まで来た時、一台の時計に目が止まった。

 余りなじみの無い店であったが、足を止めて店主に時計を見せてもらうが、外形は非常に良い物であったが機械がなかった物であった。

 店主と話しているうちに時計の話ではない話に、何故ならば高倉健のポスターが沢山あり、私も健さんが好きで持っているため、高倉健の事を店主聞いてみた。

 途端に態度が変わって「兄ちゃん健さん好きか」と聞いてきたので、勿論ポスターも多く持っていると言えば、それからは時計の話ではなく健さんの話ばかり。

 結局この日は健さんの話で終ったが、離れ際に「25日北野天満宮の市に来れるか」と聞いてきたので、「何故だ」と聞けば、「あんたが好きな時計を持って来てやる」と言い出した。SANY9407.JPG
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 健さんの話で盛り上がったおかげで25日も来なくてはならなくなったが仕方が無い、休暇貰って来ると店主と約束してわかれた。

 約束の北野天満宮に赴くと、店主が「待っていたぞ」と目の前に時計を沢山差出、好きなのを持って行けと言う、其処には珍しい時計があり、休暇をとって来たかえがあったと思い、店主に何でと聞けば「健さんの好きな奴なら大歓迎だ、安くするから持って行け」と高倉健さん繋がり。

 とんだところで健さんが役に立つとは驚き、その後もこの店主とは東寺の市で意気投合、合うたびに高倉健の話、そして、ここから多くの古時計を買い込んだのだ。

 時計の事を色々と教えて、欲しいものを安く探して来てくれたのだ。

 やっぱり信頼できる店を持つ事は蒐集の早道、自分だけでは良い物は集まってこないから、頼りになる存在でもあった。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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