2018年10月31日

はじめての驚き

      まだ駆け出しの頃
SANY7446.JPG
 時計を集めだして日が浅い頃、一台の時計と出くわす事に、ある骨董屋に入った途端、目の前に小さな掛時計が目に入った。
 はじめての店であったので何があるのか分からず、興味本位で店に入ったが、この時計と出くわして釘付けとなってしまった。
 今までに見たことも無い時計、しかも小さい、いっぺんで気に入り手に入れようと思ったが、値段を聞いてビックリ、買う気が飛んでしまった。
 今までに買った時計は精々1万円まで、其れが5万円だと言われビックリ、何でそんなに高いのかと思ったが、はじめての店だから自重。
 店の主人曰く「この時計は非常に珍しい時計で数が少ない」と、しかも外国製のもので珍品だと言う、確かに見たところ小さいが機械がすごく良いものだ。
 ラベルには製造元が書いていないが、マークが矢がペケ印になってSANY7399.JPGいるもの、そんなマークはその時は知らなかったので、再度店の主人に聞いてみた。
 すると「ドイツ製の時計だ」と言う、外国製の時計はヤッパリ高いのだと、その時思ったものだが、其れ以来この時計を見かけなかったが、ある時偶然出くわす事に。

 その頃よく行った骨董屋での事、店に入ると先客がいて、何やら物を売りに来ていた様、狭い店なので直ぐに会話が分かり、聞くともなしに聞いてしまった。
 色々なものを持ってきており、親父さんが亡くなり遺品を整理する為に持って来たとの事、その中に時計がチラリと見えた。
 店主と値段の交渉が済み、時計も全部置いてゆき、その人は帰っていったので、直ぐに店主に「その時計欲しいのだが幾ら」と聞いてみた。
 店主「買い取った値段も聞いていたのだから、仕方が無い1万5千円でどう」と言う、そのまま買ってはと思い「1万2千円にして」と言ったみたSANY7385.JPG
 店主「仕方が無いねそれで良いよ」と、かいらくしてくれ、あの時計が手元に入ったので、今一度店主に聞いてみた「この時計はハンブルグ、アメリカン」の時計と教えてくれた。
 確かに小さいが、これよりも日本製の時計でもっと小さな時計がある、しかし中々手に入らないけど、この時計も珍しいのだとも付け加えた。
 はじめて見た時の驚き、そして今手に入れた時の感激、あの頃が1番充実していたような気がするが、今はそんな感動を覚えないのだ、自分が年を取った証拠かもしれない。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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