2019年04月20日

穀雨

    そろそろ夏に

 SANY9723.JPG暦の上では20日穀雨、二十四節気のうち、清明から数えて15日、立夏から前15日に当たる日を穀雨、この時期が農耕の目印となる日。
 昔からこの時期が春から夏に移り変わる頃、このころの雨は木の芽吹く力を引き出す、田植えの準備に入るころと田畑には重要な時期。
 菜種梅雨とも春雨とも言われる雨が、作物の芽吹きを促し、辺りが青々としてくる頃のこと、清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りなくなると言われる。
 この時期になると日本の南ではトンボが飛び交うようになり、北では雪も降らなくなると言われ、ようやく長い寒さから開放される頃。
 子供の頃、ちょうど今時には、母親がサンキライの葉っぱで包んだ御餅を作ってくれ、良く食べたものだが、そのサンキライの葉っぱが出る頃だ。
 このサンキライ、猿とり茨とも言う、猿がこのサンキライの弦に付いたとげに捕まるとも言われる茨、弦で伸びる性質で春には葉をSANY4979.JPG茂らせ、秋には赤い実が多く付く。

 この実は食べれないことはないが美味しく無いもの、しかし動物にとっては食料となるもの、我々子供の頃はこのサルトリイバラの弦でよく怪我をしたものだ。
 あちらこちらの野原に生えており、注意せずに走り回ると、この茨に痛め付けられるのだが、素足には危険な茨、刺さると非常に痛く、怪我も良くした。
 そんなサンキライ(山帰来) 、この時期は美味しい御餅の材料となるのだが、葉っぱを食べるわけではなく、柏餅と同様に御餅を包む材料。
 新芽の葉は良い匂いをしていて、防腐剤の効力もあるもの、この葉で包んだ御餅はおいしくて、母親が作ってくれたものを腹いっぱい食べたものだ。
 このサンキライの葉っぱを見ると、あの時作ってくれた母親の御餅が食べたくなり、懐かしさと共に昔の思い出で深い葉っぱだ。SANY4972.JPG
 この時期が過ぎると、今度は柏餅の季節、サンキライの葉っぱと違って、柏の葉っぱもまた良い匂いのするもの、柏餅が食べたくなって来た様だ。
 其れともう1つは豆ご飯、出来たての豆を入れて焚くご飯をおにぎりにして、野原で食べるのは格別なもの、これもこの時期の味でもある。
 何だか食べる物ばかりの話になってしまったが、ヤッパリ自然からの贈り物を頂けるのも、自然が豊かでなければならないと思うが、果たしてこの先どうなるのだろう。
 この木の芽時は人間は自然から活力を貰う、逞しき生きる自然、その自然を大事にしなければ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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